PS3
PS3でのLinux動作が確認されて、Cellチップの核たるSPEへの対応もしているらしい。
http://cell.fixstars.com/ps3linux/index.php/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8
PS3を実際にHPC目的に利用するには、メモリとかdoubleでの演算速度、PPEの馬力とかその他種々様々問題がある
とは思いますが、ちょっとお試し目的で小規模系の数値計算を行うにはちょうどよいかもしれません。
しかしそうなると問題はPlay Stationというブランド名。
研究予算での購入は無理でしょう。
やはりここはfirewareでゲーム機能をOFFにして、Science Stationとでも名前だけ変えて販売して
くれないものでしょうか。そしたら買えるのに、たぶん。
Unixアカウント管理
研究室OBのアカウント停止作業。
Unixアカウントについては
usermod -L#停止 uesrmod -U #再開
で管理できます。
アカウント停止者のリスト表示をするコマンドはなかったかなと思い、Googleで調べていたら
なかなか斬新な記述を発見。
Unixにログインされるユーザーをリストする多くの命令がある。
.. (中略) ..
$猫/etc/passwd |切口- d: - f5
http://www.tech-faq.com/lang/ja/list-unix-users.shtml
猫って。。。
結局、自作スクリプトを書いて対処しました。
#!/usr/bin/ruby require 'optparse' require 'etc' $opt_user_type = "all" $min_user_id = 1000 $shadowfile = "/etc/shadow" ARGV.options {|opt| opt.on('-l', 'List locked user accounts') { $opt_user_type = "locked" } opt.on('-a', 'List available user accounts') { $opt_user_type = "available" } opt.parse! } user_list = {} Etc.passwd {|p| user_list[p.name] = {:id=>p.uid, :group=>Etc.getgrgid(p.gid).name} if p.uid >= $min_user_id } user_list.delete("nobody") case $opt_user_type when "all" nil when "locked" File.foreach($shadowfile) { |line| f = line.split(':') user_list.delete(f.first) unless f[1] =~ /^!/ } when "available" File.foreach($shadowfile) { |line| f = line.split(':') user_list.delete(f.first) if f[1] =~ /^!/ } end user_list.each_pair { |user_name, user_info| puts "#{sprintf("%-10s",user_name)}: uid(#{user_info[:id]}) group(#{user_info[:group]})" }
Subversionへの移行
今更ですが、CVS->Subversioへの移行をしました。
Subversion自体の優位性はわかっていたのですが、
過去にBerkeley DBが壊れて、書きかけの論文が飛んだという実例を目撃したこともあって及び腰になっていました
今では、repository形式としてFSFSというファイル単位の保存形式が利用でき、まあ安定もしているようです。
pdumpfs等のバックアップツールとの相性もよいので、さらにparanoia的にバックアップしておくのもよいかもしれません。
移行ツールとしてはcvs2svnというスクリプトがありますが、これが非常に遅いですね。
以下は、1.5Gぐらいのcvs repository(epsとかpdfとかをかなり含んでいる)を変換した結果です。
Pen4 3.4GHzですが、 8時間以上かかってます。
cvs2svn Statistics:
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以下参考URLなど
http://subversion.bluegate.org/doc/book.html
レファレンスに
http://www-aos.eps.s.u-tokyo.ac.jp/~takagi/SubversionMemo.html
コンパクトにまとまっています。
http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenatech/20051128/1133172560
id:higeponの発表。ちょっと緊張してる?
Intel Server Management(ISM)
Intelが配布しているサーバ統合管理ツール。
http://www.intel.com/design/servers/ISM/index.htm
IPMIベースで行う場合、対象サーバのOSに追加設定が不要。
今後のHP X86 server
今年、国内ナンバーワンシェアを目指す日本HPのサーバー事業の進捗は
enterprise impressのインタビュー記事。
カスタマーが日本HPになにを求めているか。私は、価格よりも付加価値だと判断している。x86サーバー事業はそこにフォーカスしていく
むしろ価格と付加価値のバランスこそ重要視してます。現状 DELL + の価格で、それなりの付加価値がついてくるのはうれしい(オンサイト保証やIPMI等の管理機能)。
ちゃんと予算があって、かつ信頼性が欲しいところにはIBM買います。
そして、こうしたサーバー事業を下支えするのが仮想化技術をはじめとする同社独自の各種ソフトウェアである。
同社では、Virtual Machine Management PackやServer Migration Packの提供など、統合環境の実現に向けてHP Essentials Virtual Management Softwareを強化。また、管理ツールであるHP System Insight Manager(SIM)やHP ProLiant Essentialsソフトウェアにより、同社ならではの管理環境の強化を図っている。
HPのIPMI管理機能で便利な点は、TelnetやWWWで提供されることで標準的なツールが利用可能な点。
独自ツール開発より、全機種SNMP対応などを進めて欲しい。
実際に管理しようと思うと、独自ツールは何かと不便という印象が強いです。
X86サーバで下手に囲い込みをしようとすると、むしろ失敗するのがオチではないでしょうか。